セラピスト下積み時代

実力差社会

セラピストは個人事業主となって、施術出来た分だけ収入になる完全出来高制が殆どです。

そうなると、腕の良いセラピストが指名を取り、下手なセラピストは収入が少なく生活できなくなりこの業界を去っていきます。

筆者も同期や後輩、時には先輩を何度も見送ってきましたので、厳しい世界だという事は知っておかなくてはなりません。

これは脅しではないですし、この実情を知ってからもセラピストになりたいと思う人だけが生き残れる世界ですので、自分には無理そうだと思うのなら早めに他の職業を目指すべきです。

—研修から半年まで—


離職率が高いと言われているセラピストですが、辞める人は半年以内が一番多いのではないでしょうか。それは、実力社会だという事を目の当たりにして、くじけてしまうからだと思います。
筆者はそれを軟弱だとは思いませんし、むしろそう思わない人の方が少ないので、そこからどう我慢するかが大切だと思います。
 
そして、これは自分が働いているお店が繁盛しているかしていないかも関わってきますので、お店選びは慎重にやるべきです。
あるお店で働いていたセラピストの半年までの平均月収は、フルタイムで働いて10万円前後でした。そこから年金や交通費が引かれる為、手取りは7万円くらいでしょうか。その収入では生活できませんよね。
しかし、繁盛している店に勤めている人は平均20万円を稼いでいたそうです。同じ時期、同じ未経験者同士なのにこれだけ差が出てしまうのがセラピストなのです。

—半年から1年—


ここまで頑張って働いてみると、次は体に不調が現れる事があります。
腰を痛めたりするのは職業病と言っていいほどセラピストには付きまといますので、いかにこの対策と予防をするかが重要になっています。
 
これを上手に対応できなければ、いくら気持ちはあっても体が壊れてしまうので、早急に休むか転職を考えるべきです。
これは個人差があり、丈夫な人もいれば弱い人もいるので仕方がありません。

—1年から先は—


きっとここまで頑張っている人は、指名も取れてセラピストとして自信がついてくるのではないでしょうか。
ただ、月収を考えると手放しで喜べる状態じゃない人もいます。
繁盛しているところは別として、あまり繁盛していない、または客足が安定していないお店は、月15万円程度が平均です。
 
上記ではお店のせいも多いにあると思いますが、ある店舗では月15万円しかもらえないセラピストがいる一方、月25万円稼いでいるセラピストもいます。
きっとこの稼いでいるセラピストは違うお店へ行けばもっと稼げるかもしれませんし、独立して自分の店をオープンすることも可能かもしれません。
 
1年後、自分がどの立ち位置にいるか、そして展望があるのかないのかがはっきりわかります。
折角頑張ってきた事を無駄にしないためにも、現状やれることを一生懸命やるしかないのです。