お客さんはこんなところを見ている

お客さんの目線になる

思うように指名が伸びない時は、お客さんの視線になって自分、またはセラピストを見てみましょう。
 
勉強として他店の指名トップの人に施術してもらうのも良いですが、同業者として見るよりもお客さんとして純粋に見るほうが勉強になります。

セラピストチェックポイント

 
・ある程度の専門知識を持っているか
 

格安マッサージ店のセラピストだからと言っても、お客さんからしたらプロのセラピストです。
お客さんが国家資格レベルの知識を聞いてくるのは流石に場違いな感じはしますが、ある程度の専門的な知識は必要となってきます。
お客さんは体の事を聞いた時の反応をとてもよく見ていますよ。堂々と応えられるようにしておきましょう。
 

 
・施術に誇りを持っているか
 

セラピストは肉体労働ですし、日々の業務は大変ですが、お客さんは当たり前ですがそこまで気を遣えません。
そうなると、施術していてくれる時に疲れた顔や嫌々やっているような雰囲気を出すと信頼は得られません。
好きだけという気持ちだけでは、激務に埋もれてネガティブになってしまいますので、誇りを持って施術するようにしましょう。
 

 
・自分の体に関心があるか
 

持っている知識を機械のようにただ施術するだけのセラピストにお客さんはつきません。
しっかり自分の体と向き合い、自分に合った施術をしてくれているかを相手は敏感に感じ取りますから、頭だけで考えるのではなく、心を通わせるようにしましょう。
難しく感じるときは出来る範囲を堂々と行いましょう。
無理しても良い結果は生まれませんので、自分が出来る範囲で落ち着いて相手の心に寄り添いましょう。
 

 
・身だしなみ
 

自分の体を任せる相手ですので、身だしなみはどうか、清潔感があるかとうかはよく見ています。
髭や髪の毛、化粧、爪等は適切で清潔感のあるようにしましょう。
 

 
・人間性を見ている
 

マンツーマンで行う施術ですから、相手の事にとても敏感です。
言葉遣いや言葉の選び方、声の調子、表情等、いつもは気にしないような所にも目がいきますので心がけておきましょう。
取りつくろう必要は全くありませんが、いつもより人間性を見られているんだという意識を持つだけで良くなるはずです。
ただ、あまり意識しすぎて固くなってしまっては本末転倒ですので、その塩梅は自分でコントロールできるようにしておきましょう。
 

 
・押し売りか提案か
 

自分本位で指名客を確保しようとするセラピストは、どんなお客さんからも嫌われますよ。
ただ、お客さんの体を考えた結果通った方が良いと判断したら「次も来て下さい」と提案すべきです。
相手はそれを的確にキャッチします。

 

元サラリーマンがセラピストとして成功するケース

営業マンが強い理由

ここ最近セラピストとして成功している人の経歴を聞いてみると、元サラリーマンの人が多い気がします。その中でも接客や営業をしていた人は指名率も高く、短い間で結果を残せているのです。
 
筆者は接客力が必要だと思っていると他のページでも紹介しましたが、営業力というところは盲点でした。
 
よく考えてみれば、自分と言う商品をお客さんへより多く使ってもらうには、営業が大事だという事はわかります。
 
では、セラピストとしてどのように営業して自分を売り込めば良いのでしょうか。

営業力とは何か

ビジネスにおける営業力とは

  1. 人間力・・・顧客に好かれる能力。目標に向け努力できる強い意志がある。
  2. スキル・・・商品を正しく伝えるためのの話術。交渉術。
  3. 知識・・・・商品に対する知識。顧客が抱える問題への理解度。解決論。
  4. マネジメント力・・・顧客の要望を満たすための提案、計画を考え遂行していく力。

 
一見セラピストとは遠い世界に思えるが、どれもセラピストが行うべき営業に当てはまる気がする。
 
人間力は接客力でも話した【癒される人柄】が当てはまるだろう。また、お客さんの要望に応えられるよう勉強し続けるという強い意志が必要だ。
 
スキルは言わずもがな施術技術のことであるし、接客力もスキルであろう。
 
知識も人体について勉強していた方がより良い施術が出来るし、施術自体への知識も必要だ。
 
最後のマネジメント力だが、これは受付からお見送りまでの過程をシュミレーションし、お客さんにあった最良の癒しは何か計画し実行出来る力であろう。
 
確かに、これを本業として培ってきた人は、セラピストとしても成功するのも頷けるかもしれない。
 

一生懸命やることをお客さんにわからせない

いくつか読んだ営業力の中で、『気持ちを込めて一生懸命話すのはダメな営業マン』という文章を見てなるほどと思いました。
 
一生懸命するのは大前提ですが、もしセラピストが熱血でいかにも一生懸命頑張ります!という雰囲気を纏っていたら、ちょっと引いちゃいませんか?
 
きっとそのセラピストは頑張ろうと努力しているのでしょうか、そうすると視野が狭くなってしまって、お客さんの話が聞こえなくなってしまったり空回っているはずです。
 
熱い思いはぐっと仕舞い込んで、落ち着き、どんな事にも動じないような姿勢が相手を安心させます。

自分がお客として施術を受ける時、指名をよく取っている人は何が優れているのか見極める時、営業力のこ事を思い出して観察してみてください。

セラピストに接客力は必要なのか

接客とは

客に応対すること。客を接待すること。

辞書にはそのように書かれてありますが、セラピストにとって接客とはどれくらい重要なものなのでしょうか。

セラピストにとっての接客とは

格安マッサージ店等では、受付もセラピストの人が交代で入るのが主流なようですので、必ず接客します。施術中のお客さんとの会話も接客に入ると思って良いでしょう。

でも、施術と言う行為でお客を癒しているのだから別に接客力なんて必要ないのでは?と考える人も多いでしょうし、現役のセラピストの中には技術を磨けばそれで良いと考えている人もいます。

それを否定する気はありませんが、筆者は違う考えを持っているので書かせていただきます。

一般的に接客は、お店の態度や雰囲気、ブランド、姿勢を表した『お店の顔』という役割を持っていると思いますが、セラピストの場合はその人そのものがお店と考えられます。

接客を見ればセラピストとしてどうお客さん向き合っているかが如実に浮き出てきて、お客さんは敏感にそれを拾います。

ましてや、セラピストはお客さんに近づき体に触るような職業ですので、接客力のないセラピストはたちまちお客さんの心が離れていくでしょう。

セラピストとして必要な接客力

 

癒される人柄
 

 
もともと持っている性格の事をとやかく言いたくはないのですが
 
【冷たい・愛想が悪い・怒りっぽい】
 
というよな印象を人から言われる人は、改善したほうがご自身のためだと思います。
 
技術だけで癒しを提供できれば良いのですが、そこまでの技術を持っている人はこんなページを読んでいないと思いますので、多くの方は相手を癒すような人柄を目指しましょう。
 
【笑顔・明るく耳触りの良い声・心がいつも穏やか】
 
これを心がけて実行すれば何か変わるはずです。出来なくても良いので、まずは実行に移すことから始めましょう。

 

お客さんの話を聞きだす
 

 
これは慣れないと難しいことですが、ここを極められれば指名率は格段に上がります。
 
接客というのは押し付けるだけではだめで、特にセラピストの場合はお客さんから話を聞きだす事に重点を置くべきです。
 
お客さんはマッサージ店に癒しを求めにきていますが、それほど親しくない人に体を触られていては本当にリラックス出来るのでしょうか。
 
そんな時、自分の気持ちを素直に表現出来るような接客をされたら心も体もリラックス出来て、癒されているという実感が多いに沸き上がるでしょう。
 
覚えることや日々の施術で疲れているのは重々分かりますが、接客にも少しだけ気持ちを入れるとより多くのお客さんから感謝されるはずです。

セラピスト下積み時代

実力差社会

セラピストは個人事業主となって、施術出来た分だけ収入になる完全出来高制が殆どです。

そうなると、腕の良いセラピストが指名を取り、下手なセラピストは収入が少なく生活できなくなりこの業界を去っていきます。

筆者も同期や後輩、時には先輩を何度も見送ってきましたので、厳しい世界だという事は知っておかなくてはなりません。

これは脅しではないですし、この実情を知ってからもセラピストになりたいと思う人だけが生き残れる世界ですので、自分には無理そうだと思うのなら早めに他の職業を目指すべきです。

—研修から半年まで—


離職率が高いと言われているセラピストですが、辞める人は半年以内が一番多いのではないでしょうか。それは、実力社会だという事を目の当たりにして、くじけてしまうからだと思います。
筆者はそれを軟弱だとは思いませんし、むしろそう思わない人の方が少ないので、そこからどう我慢するかが大切だと思います。
 
そして、これは自分が働いているお店が繁盛しているかしていないかも関わってきますので、お店選びは慎重にやるべきです。
あるお店で働いていたセラピストの半年までの平均月収は、フルタイムで働いて10万円前後でした。そこから年金や交通費が引かれる為、手取りは7万円くらいでしょうか。その収入では生活できませんよね。
しかし、繁盛している店に勤めている人は平均20万円を稼いでいたそうです。同じ時期、同じ未経験者同士なのにこれだけ差が出てしまうのがセラピストなのです。

—半年から1年—


ここまで頑張って働いてみると、次は体に不調が現れる事があります。
腰を痛めたりするのは職業病と言っていいほどセラピストには付きまといますので、いかにこの対策と予防をするかが重要になっています。
 
これを上手に対応できなければ、いくら気持ちはあっても体が壊れてしまうので、早急に休むか転職を考えるべきです。
これは個人差があり、丈夫な人もいれば弱い人もいるので仕方がありません。

—1年から先は—


きっとここまで頑張っている人は、指名も取れてセラピストとして自信がついてくるのではないでしょうか。
ただ、月収を考えると手放しで喜べる状態じゃない人もいます。
繁盛しているところは別として、あまり繁盛していない、または客足が安定していないお店は、月15万円程度が平均です。
 
上記ではお店のせいも多いにあると思いますが、ある店舗では月15万円しかもらえないセラピストがいる一方、月25万円稼いでいるセラピストもいます。
きっとこの稼いでいるセラピストは違うお店へ行けばもっと稼げるかもしれませんし、独立して自分の店をオープンすることも可能かもしれません。
 
1年後、自分がどの立ち位置にいるか、そして展望があるのかないのかがはっきりわかります。
折角頑張ってきた事を無駄にしないためにも、現状やれることを一生懸命やるしかないのです。